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Wine Information

フランス…おすすめワイン情報 Vol.6
2006 The Winemakers Collection 2  
ザ・ワインメーカーズ・コレクション / Denis Dubourdieu


<有名ワインメーカーたちが造り出す新しい歴史のサプライズ!>

毎年同じ場所に、同じ畑から取れるぶどうで、毎年違う世界的に有名な造り手が、指揮を執ってワインを造ったのならばどのようなワインが生まれるのであろうか、と考え出されてうまれたのがワインメーカーズ・コレクションというワインです。その舞台となったのが歴史あるメドックのシャトー・ダルザック。栽培や醸造に関して、ワインメーカーにすべてが任されています。このワイン界でも初の試みの初年度である2005年を担当したのは、世界的な名ワインメーカーであるミシェル・ロラン。2006年はボルドー大学醸造学部教授で自らもシャトーを所有しワイン造りを行っているドゥニ・デュブルデュー、その次の年はイタリア、テヌータ・ディ・トリノーロの醸造家、アンドレア・フランケッティです。

ドゥニ・デュブルデュー 「教授」 のワイン
ドゥニ・デュブルデューはボルドーのワイン界で最も影響力のある人物の一人です。デュブルデュー教授はワイン醸造において科学の重要性を最初にもたらしました。生物学と家族経営のワインビジネスを同時に行い、学業を修めながら、シャトー・レイノンの最高責任者となりました。テロワールがすべて、という考え方の時代に、彼は科学と研究によってよりよいワインが造れると信じていました。そして当時問題をかかえていたシャトー・レイノンのワインをこのアペラシオン最高のワインのひとつに造り上げました。彼は世界を舞台に、デュケム、レーヌ・ヴィニョ、シュヴァル・ブラン、カルボニュー、オー・バイィ、ラフォン・ロシェなどを含む100以上のエステートのコンサルタントを務めています。

彼のワインは「ワインのあるべき姿」を純粋に表現しており、エレガンス、洗練の中からシルクのような滑らかなタンニンが表れ、卓越したバランスをもっています。ワインメーカーズ・コレクション・キュヴェ・ナンバー2は、前年のキュヴェ・ナンバー1とは全く異なるスタイルとなりました。ワインを表現すると、ナンバー1の力強さと濃厚さに対し、デュブルデューのナンバー2は洗練とエレガンスと言えるでしょう。
■テクニカル情報■
 品種:
70%カベルネ・ソーヴィニョン、30%メルロ
ドゥニ・デュブルデューは伝統的なカベルネ・ソーヴィニョン主体のキュヴェにしています。ブドウは手で収穫され、ボックスに入れられます。マセラシオンはステンレスタンクで行われ、木樽でマロラクティック発酵が行われました。
アペラシオン:
オー・メドック
畑:
1973年に植樹。69ha、内13haがこのワイン用に選ばれています。
 土壌:
砂の混じる砂利
 樹齢:
14年
 収量:
46hl/ha
 植樹密度:
6500本/ha
 剪定:

ギヨー・ドゥーブルでグリーン・ハーヴェストをすべての区画で行っています。

醸造:
ぶどうは手摘みで、低収量です。2−3週間ステンレスタンクでマセラシオンを行い、ポンピング・オーヴァーしています。温度は25−最高30度で管理。
熟成:
12ヶ月樽で熟成。
樽:
フランス産(新樽51%、1年24%、2年25%)
澱引き:
春初期に1度
清澄:
卵白
瓶詰め:
2008年4月
合う料理:
赤身の肉、ソースを使ったお料理、チーズ
保管:
ねかせた状態で15度以下

 

★パーカーポイント90−92点  ワイン・アドヴォケート170号 2007年4月

ドゥニ・デュブルデューがミッシェル・ロランの造ったデビュー・ヴィンテージ2005年の次、2006年に選ばれた。約5000ケースが毎年生産される。デュブルデュー教授のワインは濃厚なルビー/紫色で、ブラックチェリー、カシス、リコリス、焼いたパン、土が表れる。2005年よりも構造がしっかりとしており、甘いタンニンは控えめ。果実豊かで、深みのあるミディアムからフルボディで、素晴らしく印象的。2006年キュヴェ・ナンバー2は15年からそれ以上美味しく楽しめるだろう。これらのワインは同じテロワールから造られ、ワインメーカーの哲学が各ヴィンテージに表れる映画のような作品である。ワインメーカーにすべてが任され、彼らのしたいようにワインが造れる。これらのワインが熟成してから比較するのは非常に魅惑的で、この創造的な構想にこれからも世界トップの才能あるワインメーカーがラインナップされることは間違いない。

■コメント■
深い光沢のある色で、ほのかに紫に輝きます。素晴らしく繊細でピュアな香りにはブラックカラントとチェリーのアロマが広がります。グラスを回すと、ほのかなローストした特徴が色の濃い黒い果実に良く引き立てられ表れ、かすかな花が加わります。アタックは心地よく、柔らかでエレガントです。芳醇でボリュームたっぷりの味わいはすでに繊細で溶け込んだタンニンがしっかりと感じられます。フィニッシュにはスモークとトーストのアロマが表れ、スパイシーな特徴が続きます。

 

 

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