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Wine Information

フランス…おすすめワイン情報 Vol.7
Jean Garaudet 2006 ジャン・ガロデ

<ラスト・ヴィンテージ!最もお買い得な極上ピノ・ノワール>

ジャン・ガロデはコート・ドゥ・ボーヌでもっとも優れた畑を所有しています。この地にブドウを植えたのは彼の義理の父で、今では樹齢45〜50年となり、オート・コート・ドゥ・ボーヌではまれに見る古木です。またジャン・ガロデのようにコート・ドゥ・ボーヌで水はけのよい土壌を持ちグリーン・ハーヴェストを行う生産者は、コート・ドゥ・ニュイの同タイプの生産者よりも簡単に偉大なワインを生産することができるといわれています。ジャン・ガロデはコート・ドゥ・ボーヌで最も真剣にグリーン・ハーヴェストを行っている一人であり、コスト・パフォーマンスの高いワイン造りを実践している生産者です。この小さなドメーヌが持つブドウ畑の70〜80%の仕事は、ジャン・ガロデ本人と彼の妻が行っており、小規模な家族経営の造り手です。これは30年前のブルゴーニュでは当たり前のこととされていましたが、現在では例外的なこととなりつつあります。その結果として、品質の向上へとつながっているのでしょう。
ジャン・ガロデのラストヴィンテージ2006
ジャン・ガロデは1986年以来ポマールで最高品質のワインを生み出す造り手でしたが、2006が彼のラストヴィンテージになります。この素晴らしい味わいの2006ヴィンテージは少なくとも10年は熟成できます。ポマールで20年もの間、毎年可能な限り最高のブドウを造り続けようとすることのできる栽培者はおそらく彼だけでしょう。しかしガロデは、控えめな価格設定、アペラシオン、そして彼自身の人柄のために、その素晴らしいワインに相応しい評価を受けていません。
ジャン・ガロデの引退には様々な理由がありますが、もっとも大きな理由は、仕事の量が手に負えなくなってきたことです。彼の5~6ヘクタールの畑では、妻と娘がパートタイムで手伝えるのみであり、どんどん増える行政の書類管理もあわせると、彼一人では対応できないということです。

ブルゴーニュでは彼と同じ世代のブドウ栽培家が減りつつあります。困難な作業を一人でこなすこと、本人自ら畑の細かいこと全てに気を配る熱心さ。このような栽培家は次の10年間で消えゆくタイプの人々なのでしょう。そして後に残るのは、豊富な人材を12~15ヘクタールの大きな畑につぎ込みながらも品質への気配りに欠けたドメーヌなのかもしれません。2006年ヴィンテージを手にとれば、ジャン・ガロデのひたむきで誠実な、20年間かけて達成した、彼ならではのワイン造りに触れることができるでしょう。

Bourgogne Hautes Côtes de Beaune 
ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ボーヌ

面積:1ヘクタール
(過去ヴィンテージより規模縮小のため収量も減ります)
樹齢:35年
熟したプラム、良いダークフルーツのアロマに加え、ラベンダーとブラックペッパーが広がります。熟した果実、特にクエッチ(プラムの一種)がはっきりと香り、シナモン、クローヴ、煙のスパイシーさも表れます。良い果実(ブラック・ラズベリーやプラム)、 ショウガ、タバコが溢れ、滑らかなタンニンの味わいです。非常に凝縮感があり芳醇。果実主体のワインで、赤や紫の果実とともに、ショウガやコショウが感じられます。

★オート・コート・ドゥ・ボーヌでは、温暖化で収穫日が早まり、良好な天候に恵まれ、過去10年素晴らしいヴィンテージが続いています(特に2002,2003,2005そして2006年!)。ユーロ高にもかかわらず、信じがたいほどお買い得なピノノワールです。

Monthelie Rouge
モンテリー・ルージュ

平均樹齢:30年
高貴な黒い果実や湯通ししたプラムのアロマに、甘い黒コショウ、スパイス、リカリシュ(お酒の入ったキャンディーのようなお菓子)、そして濃い赤や紫のバラの香りが加わります。口当たりはショウガを感じさせ、素晴らしくリッチでクリーミー。そしてリカリシュやショウガからくるエネルギッシュなスパイスの味わいへと続きます。最後に焼いた黒コショウや白コショウが溢れます。砂糖で煮詰めた赤い果実とともに、たっぷりとしたコショウや塩、ラベンダーも感じられます。とても柔らかいタンニンです。

★モンテリーは比較的タニックではない方で、若いうちから飲みやすいでしょう。また、ポマール・レ・ノワゾンと同じかそれ以上の熟成も可能です。それは、このワインに使われるブドウの半分が、ピエールフィットというコミューン(ヴォルネーの一級畑であるクロ・デ・シェーヌに隣接する)の一級畑からとれる素晴らしいブドウを使用しているからです。実はしっかりと完熟し、また排水のよい石灰質土壌の急斜面にある畑なので腐敗もなく、まろやかなタンニンが豊富なため熟成に耐えうるのです。気高さと力強さが詰まった、将来有望なお買い得ピノ・ノワールです。

Beaune 1er Cru "Bélissand" ボーヌ・プルミエ・クリュ ベリサン

リカリシュ、スモーキーなプラム、ラベンダーに加え、とても深い紫の花や果実のアロマが素晴らしく華やかに香ります。また白コショウ溢れるスパイシーさも感じられます。ジュヴレやモレの境界にあるワインのように素晴らしく芳醇でクリーミーな味わいで、白コショウやチョコレートが活き活きと口内に広がります。続いて、味わい深いショウガ、赤や黒の果実(砂糖で煮詰めた感じに近い)がはじけます。最後は滑らかなタンニンが感じられ、シナモンやその他のブラウンスパイス、そしてかすかにリカリシュが表れます。この非常に柔らかで豊かなアロマのワインは、最高に感動的なベリサンです。

★まだ若い時期のこのワインはジャン・ガロデが過去20年間、このACで造った中で最も魅惑的なワインの一つでしょう。緻密な赤の果実や花が数々のスパイスの複雑さと合わさり、この若さのワインには珍しい出来となっています。

Beaune 1er Cru "Clos des Mouches" ボーヌ・プルミエ・クリュ クロ・デ・ムーシュ

スモーキーで香ばしい香り。ラベンダーも感じられる。濃いブラックチェリーが表れるが砂糖で煮詰めたようなニュアンスはありません。黒コショウやスモーキーな香ばしさが豊かに溢れます。このスモーキーさは樽からくるものというよりは、クロ・デ・ムーシュ固有のテロワールからくるものです(新樽は他のワインと同様全体の3分の1のみです)。生産量はわずか3樽のみ!砂糖で煮詰めたようなラズベリーやブラックラズベリー、ミルクチョコレートやキャラメルをかけた果実のような味わいが広がります。さらに、黒コショウ、ラベンダー、シナモンやクローヴなどのスパイスが表れ、スモーキーでショウガのようなピリッとした味わいも感じられます。とても柔らかなタンニンで良いバランス。コショウ、赤い花、ラズベリーの余韻が長く続きます。

★ガロデの過去の若いムーシュを見ても、2006ヴィンテージは最も調和のとれたワインでしょう。

Pommard "Les Noizons" ポマール レ・ノワゾン

とても濃い赤みのある果実、塩や黒コショウ、ブラウンスパイスのアロマが表れます。そして、赤や黒のベリーに、砂糖で煮詰めたオレンジの皮が香り、コショウや砂糖漬けしたショウガの香りが広がります。ショウガをサクランボやブラックチョコレートと一緒にマリネにしたような味わいでとても濃密です。塩っぽさやコショウがこのワインをとてもエネルギッシュでいきいきとさせています。長くリッチなフィニッシュ。凝縮感が強いのですが、とても女性的で気高いアロマが感じられます。一方、味わいはより男性的で、ポマールらしい構造を持っています。
★ガロデのポマール・ノワゾンはかなり独特なポマールのワインです。村のほとんどの一級畑は平地にあるのに対し、彼の畑はとても高い場所にあります。また、多くの一級畑が東向きであるのに対し、彼の畑は南向きです。土壌は石が多い白亜質の粘土から成ります(ポマールの、特に有名な一級畑の土壌は鉄分が豊富な粘土質で、ワインに力強さをあたえます)。

★ノワゾンは村で最も有名な小地区の1つで、しばしば他と分けて醸造したりラベルを貼ったりされます。ガロデのポマールが意味するのは、畑での作業や醸造を通してポマールの力強さを大いに表現しているということと同時に、ポマールのアロマや質感の素晴らしさ、さらにはポマールよりも名高い一級畑や特級畑の複雑さを表現しているということです。きちんと管理されれば、2006ヴィンテージは10〜15年は熟成できるでしょう。

 

 

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