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Wine Information

フランス…おすすめワイン情報 Vol.9

Yarden Golan Heights Winery ゴラン・ハイツ・ワイナリー

■ 12月に引き続きましてヤルデンのご紹介です ■ 12月分のご案内はこちら ■

<最先端の技術がもたらすハイクラスのエレガンス>

イスラエル、ゴラン高原にある小さな街カツリンに1983年誕生したゴラン・ハイツ・ワイナリー。比較的新しいワイナリーですが、最先端を行く科学技術と伝統的な醸造法を組み合わせることにより高品質なワインを数々生み出し、数々の賞を受賞するなど国際的に高い評価を受けている、今注目のワイナリーです。
ゴラン高原は主に火山灰が降り積もった土壌で、水はけに優れており、気候は比較的涼しく、夏季には灌漑により水が供給されます。これらさまざまな自然条件や計画的な造園によりこの地がワイン醸造用ブドウの育成に最適な土地となりました。ブドウはガリヤ湾に近いところからヘルモン山の麓まで広がる農場で栽培されています。年間を通してブドウ畑は、畑内に張り巡らされた情報収集基地で気象の変化やブドウの出来具合のデーターを集め、醸造所内でも最先端の圧搾、圧縮、ポンプなどの施設やコンピューター制御で温度管理されたステンレスタンクなどを導入して、すべてにおいて徹底的な管理システムが構築されています。熟成は最高級フレンチオーク樽のみが使われ、コルク、ラベル、瓶なども品質にこだわった高級品を使用しています。また同一品種でも畑ごとに個別の樽で熟成され、それぞれのワインの様子を見ながら最終的にブレンドし再度熟成されるため、ブレンド比率は毎年異なります。こういった徹底した管理とこだわりが、新興ワイナリーでありながら国際的な高い評価を受ける理由なのです。

≪ヤルデンについて≫

ヤルデンはゴラン・ハイツ・ワイナリーのプレミアムラベルで旗艦的ブランドです。毎年、最高の畑から収穫した良質なブドウのみを使用しています。ヤルデンとはヘブライ語でヨルダンを意味し、この地域に流れるヨルダン川はゴラン高原とガリラヤの境界となっています。ラベルに描かれているランプは古くからこの地域で使われていたもので、オリーブオイルを使ったアルコールランプです。このランプが象徴しているのは、伝統と新しさの融合であり、また、ヤルデンがイスラエルの新たなワイン産業の灯火となるようにという意味がこめられています。

2007 Yarden Chardonnay ODEM  ヤルデン・シャルドネ・オデム

オデムの畑は1998年より有機栽培を開始しました。イスラエルで最も標高が高く(約1200m)冷涼な気候の畑です。年間降水量は約1000mmで冬には雪も降ります。化学肥料は使わず、ブドウの種や皮などからできた堆肥を使用します。また、雑草は畑で馬や羊に食べさせます。
2007年収穫情報:シーズン初頭の冬は乾燥しており降水量は例年の81%にとどまりました。3月は気温が低かったのですが、4月以降暖かい天候が7月末まで続きました。8月と9月は最も安定した季節で、今年も晴れの日が続き例年通りの気温となりました。ブドウにとって最高の気候です。10月も暖かく、結果として早め時期の収穫となりました。

品種: シャルドネ
畑: ゴラン高原北部のオデムの畑
醸造: シュルリーで醸造。フレンチオークの樽で発酵させ、7ヶ月熟成させます。
アルコール度数: 14.5%
飲み頃温度: 10-14℃
コメント: 多様なアロマと風味が広がります。花、柑橘類、洋ナシ、トロピカルフルーツとともに、ヴァニラや樽、ミネラルが感じられます。ミネラルは有機栽培を始めてから表れるようになった個性です。

コメント:多様なアロマと風味が広がります。花、柑橘類、洋ナシ、トロピカルフルーツとともに、ヴァニラや樽、ミネラルが感じられます。ミネラルは有機栽培を始めてから表れるようになった個性です。

★2006ヴィンテージはワイン・スペクテーターで88点を獲得(2008年10月)

2006 Yarden Viogner ヤルデン・ヴィオニエ

2006年収穫情報:比較的暖かく乾燥した冬の後、しばらくはあまりの雨の少なさに心配もされましたが、4月にはブドウの生育に十分な雨が降り、結果的に例年の90%ほどの降水量となりました。気温もあまり上がらない日が7月末まで続き、例年より10日遅い収穫でした。その後は素晴らしい好天がシーズン末あたりまで続きました。10月にはまた大量の雨が降ったので、最後の収穫が少々遅くなりました。

品種: ヴィオニエ
畑: ゴラン高原北部のオデムの畑(標高1200m)
醸造: 約3分の1はフレンチオークの新樽を使用して発酵・熟成。もう3分の1は数年もののフレンチオーク、最後の3分の1はステンレスタンクを使用。これにより、芳醇、アロマ豊かで濃厚かつエレガントなワインに仕上がります。
アルコール度数: 15.0%
飲み頃温度: 10-14度

コメント:アロマ豊かなこのワインからは新鮮なモモ、アプリコット、花を思わせる魅力的な香りとともにかすかなスパイスが表れ、その背景に広がる滑らかなオークが全てを際立たせています。風味豊かで芳醇でありながら、エレガントさと飲みやすさも維持したワインです。ヴィオニエは我々にとって比較的新しい品種ですが、4年から7年ほどの時間をかけて熟成するとより味わい深くなることが予想できます。このワインはエキゾチックな味付けの料理と良く合うでしょう。例えば、裏ごしした白豆のスープに鶏の胸肉の燻製を合わせ、白トリュフを添えたもの、もしくは、キノコのラヴィオリをほど良く熟成したグリュイエールチーズとあえても良いでしょう。

★ワイン・スペクテーター 89点 200810
白桃とアプリコットのアロマが溢れ、それに伴ってクリームやスパイスが表れる。同じ白桃とアプリコットの風味に加え、しっかりとした構造が全てを支えている。この気難しい品種がとても印象的な表情を見せている。今から2012年が飲み頃。

005 Yarden Katzrin Chardonnay ヤルデン・カツリン・シャルドネ

2005年収穫情報:冬の降水量は平均的、気温は例年より低くなりました。3月と4月は珍しく暖かくなり、早めの発芽を迎えました。しかしながら、5月には寒さが戻り、その後もあまり暖かくなりませんでした。結果として収穫時期は例年通りの日程で行なわれました。

品種: シャルドネ
畑: 高原北部の素晴らしい区画のシャルドネのみ使用(標高900m以上)
醸造: フレンチオークの新樽で発酵(マロラクティック発酵も含)し、シュルリーで10ヶ月熟成します。濾過はしません。
アルコール度数: 14.5%
飲み頃温度: 10-14℃

コメント:明るいレモン、熟れた洋ナシ、青リンゴがほのかなトロピカルフルーツ、ミネラル、カラメルナッツとともに広がります。非常にアロマ豊かなワインで芳醇なフルボディです。若いうちから魅力的なワインですが、数年後さらに発展し8年は飲み頃が続きます。このワインはリッチな食事とも相性が良く、例えば鶉のローストやほろほろ鳥と根菜、ケーパーの蒸煮などと美味しくいただけます。

★パーカーポイント87点 ワイン・アドヴォケート180号 ★2004ヴィンテージはワイン・スペクテーターで88点獲得(2008年10月)

2004 Yarden Katzrin Red ヤルデン・カツリン・レッド

カツリン・レッドは傑出した年のみ生産されるボルドーブレンドの赤ワインです。2年連続カツリンを生産するのは2003・2004ヴィンテージが初となります(通常は3年に1度くらいのに造られます)。風味に溢れ、最も完熟感や凝縮感のあるワインで、複雑さと濃厚さも持ちます。長期熟成に向くワインで、少量生産です。品種の個性を前面に出すのではなく、テロワールや畑の気候を表現することを重視しているのでブレンドで造られます。
2004年収穫情報:平均より低めの気温と雨の多い天候が2004年の冬の特長でした。3月〜4月に暖かく乾燥した天気が訪れ早めの芽吹きを迎えましたが、5月には気温がやや低い天候に逆戻りし、通常の生育状況になりました。2004ヴィンテージは平均的な収量とかなり有望な質の高さが特徴です。

品種: カベルネ・ソーヴィニヨン94%、メルロ6%(最終的なセパージュはブレンド後に決定し、あらかじめ決められたものではありません。(過去のブレンドに比べて最もカベルネの比率が高く、また、最も低かった年は80%でした。)
畑: 最高の畑から最高品質のブドウのみを使用します。ゴラン高原の中央と北部からはエル・ロム、アロネイ・ハバシャン、テル・ファレス、オータルなどの畑、ガリラヤ北部からはラモート・ナフタリの畑です。
醸造: フレンチオークの新樽で区画ごとに18ヶ月熟成し、ブレンド後さらに新樽の中で6ヶ月熟成されます。
アルコール度数: 15.0% 
飲み頃温度: 18-22℃

コメント:熟れた黒い果実が土やタバコと層になって表れ、さらにかすかなオレンジの皮とフレッシュハーブが加わります。深みがあり芳醇で複雑なフルボディのワインです。このワインは出荷時から美味しく飲めますが、熟成させるとさらに味わい深くなります。15年から20年は楽しめるでしょう。特別な場面に相応しいワインで食事とよく合います。マリネにした子羊の肩肉に野生のキノコなどを詰めてローストするのも良いでしょう。
ヴィクター・ショーンフェルド来日コメント(2008年12月):様々な個性が感じられます。土っぽさ、よく熟れた果実、スパイシーな軽いハーブのニュアンス。まるで森の中を歩いているような感覚にも似ています。まだ若く香りが開ききっていないので、風味から個性を感じ取ります。良いボディ、質感、心地よい重さが口内に感じられます。
★2003ヴィンテージはパーカーポイント91点(ワイン・アドヴォケート174号)、ワイン・スペクテーター91点(2008年9月)獲得。

≪ガムラについて≫
ガムラは良質な単一品種のプレミアムワインで、品種の個性を良く表した豊かなフルーティさと表情が特徴です。品質に関してはヤルデンと同様、慎重で行き届いた管理のもと造られていますが、やや早飲みタイプで非常にお買い得なワインです。「ガムラ」とはゴラン高原に存在した古代イスラエルの都市の名前で、ローマによる征服に何年もの間果敢に抵抗したとされます。ラベルのデザインはガムラの遺跡から発掘されたコインを表したもので、かつての勇敢で壮大な物語を伝えています。

N/V Gamla Brut

コメント:ガムラ・ブリュットはオレンジの花や青リンゴを思わせる明るく繊細なニュアンスが、ほのかなトロピカルフルーツ、キイチゴ、みずみずしい花ともに層になって表れます。切れがありクリーンな風味です。このワインは、食事の前に軽くのどを潤すのにぴったりです。また、魚全般や鮨ともよく合います。出荷後は数年内に飲むことをお勧めします。

造り手ヴィクター・ショーンフェルド来日コメント(2008年12月):冷涼な気候がワインに良いバランスを与えています。シャルドネからは典型的なレモン、レモンピールが感じられます。特にゴランのシャルドネは明るい花のようなニュアンスを持ちます。ピノ・ノワールからはまだ熟しきっていないイチゴなどかすかな赤い果実のニュアンス、もしくは香水が感じられます。エレガントさと飲みやすさを保ち食欲を刺激するため、過度にフルーティにならないように気をつけています。

品種: シャルドネ50%、ピノ・ノワール50% 
畑: ゴラン高原北部(標高900m-1200m)
醸造: 伝統的な製法が用いられ、ブドウは房ごとプレスし、瓶内二次発酵されます。少なくとも1年は酵母と熟成させてから口抜きされます。
アルコール度数: 11.5%
飲み頃温度: 6-7度
コメント: 多様なアロマと風味が広がります。花、柑橘類、洋ナシ、トロピカルフルーツとともに、ヴァニラや樽、ミネラルが感じられます。ミネラルは有機栽培を始めてから表れるようになった個性です。

 

 

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